レガシー選手権に向けて調整した記録。

・メインボード
調整前のリストは12/1の晴れる屋で優勝したときのリスト。

4 Emrakul,the Aeons Torn
4 Griselbrand
1 Venser,Shaper Savant

4 Brainstorm
4 Ponder
2 Preordain
3 Spell Pierce
4 Show and Tell
4 Force of Will
1 Misdirection

4 Sneak Attack
4 Lotus Petal
2 Jace,the Mind Sculptor

3 Volcanic Island
4 Scalding Tarn
1 Polluted Delta
1 Flooded Strand
1 Misty Rainforest
3 Ancient Tomb
2 City of Traitors
3 Island
1 Mountain

2 Red Elemental Blast
1 Pyroblast
2 Pyroclasm
2 Through the Breach
1 Flusterstorm
1 Divert
1 Wipe Away
3 Grafdigger’s Cage
2 Defense Grid

これをベースに調整した。

■メインのバウンス
まず、調整時に悩んでいた点はメインのバウンス系カードの採用。
大きい大会ではSneakShowはよくメタられ、初日5R、2日目6Rの計11Rでメイン罠の橋デッキに当たる可能性は高いと考えていたからだ。

候補として挙がっていたカードは、VenserとRepeal。
RepealはDelverデッキにもよく効く汎用性の高いカード。
VenserはSnTミラーにもよく効くし、Repealで罠の橋を戻すことを考えれば同じ4マナなので試してみた。

結論から言うと、メインのバウンスは不採用にした。
11Rという普段より長丁場であったため9-2出来ればシングル抜けれると考えてたのでメイン罠の橋デッキ勝てなくても十分勝ち抜ける可能性が高い。
メイン罠の橋デッキ以外に強い構成にすることに決めた。


■Jaceの不採用
次に調整した点はJaceの採用。
直前まではJaceは必要枠として入れていたが、メタを考えたときにそこまで必要なカードではないと判断した。

考えていたメタとしては、
RUG Delver
Sneak Show
Patriot
BUG
Esper Blade
UWR Miracle

環境は青い。
TNNの登場により以前よりPatriotとEsperが増えることは明白だった。

上記デッキを考えたときに一番注意すべきカードは、Spell PierceとDazeのマナ否定系カウンターだと思った。
その点で考えればJaceは上記カードに引っ掛かりやすく、相手のカードと1対1交換するには割に合わない。


■Simian Spirit Guideの採用
Jaceの代わりに入れる2枚のカードを探した。
今回たどり着いたのがSpell PierceとDazeを掻い潜れるSimian Spirit Guideだった。

こちらのSnTやSneak Attackをマナ否定系カウンター1枚で対処されることは非常に効率が悪く、またそれに対してFoWやMisdirectionを切ることもあまり好ましくない。
SSGはSpell PierceやDazeに対して擬似的なカウンターとして働き、それ以外のデッキに対してもコンボ加速できるので十分採用の価値があると判断した。

それ以外にもSSGのような見えないマナは相手の計算を簡単に崩すことができる。
相手が解呪系カードを持っているときであればSneak設置時に浮きマナがなければカウンターしてこないこともよくあるし、ミラー時も浮きマナが無い状態からのSnTで見えないマナからエムラクール発射など相手からすれば想定外の動きができることも。

2枚のSSGをいれたことによりスピードに特化した形とした。
バウンスを不採用にした残り1枚の枠はスピード特化に最も適したIntuitionにした。


・サイドボード

■Blood Moonの採用
SSGを採用したことによりまず使おうと思ったのがBlood Moonだった。
RUG DelverやPatriotにはもちろんJunkやMaverickのような聖遺の騎士デッキにも対応できるし、SSGを増やしたことにより2~3T目の設置がかなり高くなった。
メインを確実に取る構成にしたため、必ずもう一回先手のゲームがあることを考えればBlood Moonを使わない手はないと考えた。


■バウンス
メインにバウンスを採用しなかったので2枚目を取ることに。サイドインすることの多いMiracleと針の採用率の高いJundを見越してカウンターされないWipe Awayを2枚取ることにした。


こうして今回は下記のリストを使用した。

4 Emrakul,the Aeons Torn
4 Griselbrand
2 Simian Spirit Guide

4 Brainstorm
4 Ponder
2 Preordain
3 Spell Pierce
1 Intuition
4 Show and Tell
4 Force of Will
1 Misdirection

4 Sneak Attack
4 Lotus Petal

3 Volcanic Island
4 Scalding Tarn
1 Polluted Delta
1 Flooded Strand
1 Misty Rainforest
3 Ancient Tomb
2 City of Traitors
3 Island
1 Mountain

2 Red Elemental Blast
1 Pyroblast
2 Pyroclasm
2 Blood Moon
2 Through the Breach
1 Flusterstorm
2 Wipe Away
3 Grafdigger’s Cage


結果は、
R1 OmniTell ○×○
R2 Esper Thoptor ○××
R3 Junk ○○
R4 Counter Rebel ○×○
R5 Patriot ○○
R6 ANT ××
R7 Patriot ○○
R8 BUG Agent ○○
R9 Lands ○××
R10 4C Shaman(UBGr) ○×○
R11 BRW Zombardment ○×○

R6のANT戦以外はすべてメインを取ることができた。
R2の罠橋デッキの負けは想定内、R6 ANTとR9 Lands(DDコンボ)は自分より早いターンにコンボ決められて負けだったので、2日通してほぼミスなくプレイできた。


再調整するとしたら、メインはほぼ納得の60枚なのでサイドボード。

2 Red Elemental Blast
1 Pyroblast
2 Pyroclasm
3 Blood Moon
1 Through the Breach
2 Flusterstorm
1 Echoing Truth
1 Wipe Away
2 Grafdigger’s Cage

Blood Moonは2でも3でもいい気はするが、今回の選手権でもMoonだけで勝ったマッチが4回あった。
効くデッキが多いので3あってもいいかも。

檻は今回はほぼ使わなかった。
墓地活用デッキ当たると3欲しいと思うけど、絶対数考えたら2でいい。

コメント

繭
2013年12月24日10:31

初めまして、こんにちは^^とてもSneak Showの勉強になる内容ありがとうございます!
リンクさせて頂きますm(..)m

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